FXにおける戦略とは？

FXにおける戦略とはトレードスタイルを決める事です。

トレードスタイルには、大きく分けると

自動売買と裁量売買があります。


自動売買は、自動売買ソフトにトレードをおまかせする方法です。

自動売買ソフト選びとソフトの運用が大きなポイントなります。

優秀な自動売買ソフトを正しい運用方法でトレードさせた場合、ほぼ100％に近い確率で勝てますが、逆に粗悪なソフトを選ぶととんでもない事になります。

自動売買ソフトを購入する費用がかかるのと、初期設定がPCに不慣れな方には少し大変な部分もあるかもしれません。



裁量売買は、人間の判断で、エントリー及び決済するトレード手法です。
※たとえ明確なエントリーや決済のトレードルールがあったとしても、最終的に人間の判断でエントリーや決済のタイミングを決めて行う場合は裁量トレードとなります。

そして、裁量売買は更に次の4つに分ける事ができます。

①スキャルピング
②デイトレード
③スイングトレード
④長期トレード


スキャルピングは数pipsという僅かな利幅を狙って、超短期でを何度も売買を行うトレード手法です。

1回の取引で得る利益幅は数PIPS、それに対して、FX会社に支払うスプレッドが1～2PIPSとなりますので、
1回の取引のコストパフォーマンスは悪くなります。

しかし、その分トレード回数が非常に多くなります。

このスタイルで行う場合、使うFX口座によりかなり結果が異なってきますので、
FX口座選びは重要な要素になってきます。

エントリーや決済のタイミングの取り方次第で、結果が大きく変わってきますので、
個人差は大きくでます。

スポーツの個人差の様に、センスがない方には少し不向きかもしれません。


デイトレードは名前からは日をまたがずに決済するトレードと言う事なんですが、実際にはポジションを数分～数時間保有し利が乗ったとこで決済する手法です。

エントリーチャンスは数回/日程度が一般的です。

相場の現状を読み取る力は必要になります。

エントリー・決済のタイミングの取り方は、スキャルピング程のではないとはいえ、勝敗の結果には影響してきます。

トータル的な勝負のポイントは、勝てる可能性の高い所だけをトレードする事にあります。



スイングトレードは現在の相場の方向性を読んで、数日～数週間ポジションを保有しある程度大きな動きをトレードする手法です。

デイトレード以上にしっかりと相場を読み取る力は必要になります。

トレード回数が少ないので、トータル的な勝敗のポイントはやはり
勝てる可能性の高い所だけをトレードする事にあります。



長期トレードは、大きなトレンドの流れやファンダメンタルズを元に現在の相場の値ごろ感によりトレードする手法です。

ポジションの保有期間は、数週間～数ヶ月となります。

相場を読み取る力に加えて、経済の状況から相場の値ごろ感をつかむ知識も必要になります。




どのトレードスタイルが自分に合っているか？

というのは

FXに取り組む目的
FXに費やせる時間

によりますし、更に付け足すと、FXに費やせる資金によっても戦略は変わってきます。

あなたはどのトレードスタイルを選びますか？

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